こんにちは!イラストレーターの又村大地です。
僕がフリーランスのイラストレーターになるまでのマンガ後編です。
地域活動ホームに通所
障害者の社会参加を支援する施設である「地域活動ホーム」への通所が始まりました。
地域活動ホームでは、様々な障害を持つ方々が、パンを作って接客・販売したり、手芸品などを創作してオリジナル製品として販売したりしています。他にはアルミ缶回収やボールペン組み立ての受注などもあります。
僕は主にクラフト作品を創作していましたが、パソコンが使えたので、製品の販売ポップや広報誌の編集・お祭りのチラシ制作なんかを頼まれたりしました。
パソコン作業を何度かやるうちに、デザインをネットや本を見て独学で勉強するようになり、Illustratorも初めて触りました。
この経験が、今のイラストレーター活動に生きている気がします。
働きたい
地域活動ホームでは、作業の対価として工賃がもらえるのですが、週4で月1,500円ほどと金額が安いんです。
これは、仕事内容が内職的で売上が上がりにくく、必要経費を引いた額を利用者全員で割るため、仕方がない部分があります。
大学卒業が近くなり、働いてお金を稼ぎたいと思い、就職を考えました。
しかし、日常動作に介助が必要な体では通勤すら難しく、現実的に無理でした。
そこで、在宅で自分で稼げる方法はないかと模索をはじめました。
LINEスタンプ
テレビでLINEスタンプクリエイター特集を見た僕は、LINEスタンプを作ることにしました。
たしか主婦の在宅イラストレーターの方で、スタンプの売り上げが月10万とか、そんな感じの内容だったかな。
LINEスタンプのガイドラインを見ながら制作し、審査も無事に通りました。
活動ホームのスタッフさんなどに宣伝し、その月の売り上げは2000円ぐらいになりました。
ただ、その後はいまいちで月10万などは程遠く、現実の厳しさを痛感。
ちなみに、そのLINEスタンプがこちら。
思わぬ展開
そんなある日、活動ホームの看護師さんからある話が。
それは、サーフ系ブランドの社長である旦那さんが、スタンプのキャラクターを商品としてTシャツにしたい、という話でした。
さっそく連絡先を交換し、何度かメールでやり取りしてデザインを修正しました。
そして遂にTシャツが完成し、店頭で販売されました。
このときのブログ記事が「TIME-RのくーぴーTシャツ販売中!」
[nlink url=”https://www.d-mata.com/blog/time-r_coopy/”]
フリーランスのイラストレーターになる!
自分のキャラクターが商品として販売され、さらに仕事の報酬としてお金も得られたので、最高の気分でした。
この出来事がきっかけでイラストの仕事をしたいと思った僕は、イラストレーターになることを決意。
Webを活用すればフリーランスとして仕事ができるかも?と考えて、営業用ホームページを作りました。
話を聞いた訪問診療の先生や訪問看護師さんから、お仕事依頼をいただきました。
こうしてフリーランスのイラストレーターとしての活動が始まりました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
イラストレーターとしてはまだまだですが、頑張っていきたいと思います。
前編はこちら。
コメント
初めまして!
こんにちは!
メグミと申します。
私も今、就労支援B型に通所していましたが、まさに工賃が安い。
精神疾患でHSP。
まさに、又村さんに状況が似ており…笑
繊細さを活かせる道は、絵描きしかない!と
思い、在宅で絵の仕事する方法を探しているところに、又村さんのサイトを見つけました!
絵を仕事にするには、やはり自分のホームページは必要ですか?
もし、よければ教えてくださいませんか?
よろしくお願いします。
初めまして!
コメントありがとうございます。
仕事のやり方にもよりますが、
ホームページはあったほうがよいかと思います!